オーナー

素晴らしい果物との出合い 突き動かされるお菓子作りの衝動
~コンフィチュール、シロップ作りからパフェ、ケーキまで~


20年以上お菓子作りをしていく中で、昔ながらのそのままの素材がいかに大切かと思い知らされることは少なくありません。

そこで北は北海道から南は宮古島まで全国津々浦々の農家を訪ね、素晴らしい果物に触れてきました。北海道のハスカップ、青森のジェネバりんご、沖縄のパイナップル、宮古島の島バナナやパッション、地元京都城陽のいちじくなど。

農家さんが実際にどのような作業をされているのか、直接現場で見てみないとわからないこともたくさんあり、このような農家さんへの訪問がお菓子作りにも生かされています。 そのまま食べて美味しい果物もあれば、加工して美味しくなる果物もある。そうした食材の本質を知ることで作り上げたお菓子をお客様に喜んでいただき、本当にいい果物を未来へ残していきたいと思っております。

北野ラボ オーナーパティシエ
吉水 直樹

こだわり

ライフワークとなった農家さん巡りで続々と新作も生まれています

当店の名物コンフィチュールは農薬をあまり使わない、病害虫に強い昔ながらのフルーツを全国の農家さんから直接仕入れて作っております。新たな農家さんとお取引が増えるにつれ新作も次々に登場しておりますので、訪れるたびに新たな商品との出合いをお楽しみいただけます。

生産農家

宮古島で農業の持つ限りない可能性へ挑戦し続ける
(ユートピアファーム宮古島/沖縄県宮古島)


初めて食べたマンゴーに「こんなにおいしいフルーツがあったのか」と感銘を受け、栽培を開始。「農業の原点は土づくりにあり」を信念に、微生物農法を実践し、毎朝1本1本の樹に話しかけ樹の声を聴き、本物づくりを楽しみながら実践。今では市場から高評価を得られています。

食卓にひとつ笑顔を増やせるようなおいしい農作物をつくる
(岡崎農園/京都府京丹後市)


自然豊かな京丹後市で、どうすればおいしい作物を作れるのか日々試行錯誤を繰り返し、農作物の声をききながら、春はいちご、とまと、夏はもも、メロン、秋はブドウなど季節のフルーツを栽培されています。いちご狩り、もも狩り、ぶどう狩りでも人気の農園です。

最高の味わい・品質のお茶を追い求めて
(上香園/京都府和束町)


上香園は、独特の地形によって立ち込める霧、栄養を豊富に蓄える土壌などお茶を育てるのに適した土地として知られる和束町にあります。香り・色味・味など五感で味わうことのできる最高の味わい・品質のお茶を追い求め、国より厳しい京都府の安全基準もクリア。品質にこだわり続ける茶農家さんです。

新しい農業のかたちを目指して
(風丸農場/青森県西津軽郡)


白神山地のふもと青森県鯵ヶ沢町にある風丸農場。地域の活性化と消費者と生産者がともにつくる新しい農業のかたちを目指し、様々な果物を栽培し、商品化されています。「ふじ」や「王林」など全16品種のりんごに加え、「赤いりんご(ジェネバ)」も栽培。

大切に育てた甘夏を次世代へ
(生産者グループきばる/熊本県水俣市)


熊本県南端の水俣、芦北、そして海を隔てた対岸の御所浦島で、甘夏を栽培され続けている生産者団体。甘夏は生食だけでなく、酸味がほどよく混じった果肉や果汁を料理や製菓材料にも幅広く使える「捨てるところのない果物」と言われています。

よりおいしい苺を目指して
(美作農園/岡山県美作市)


岡山県の南北の境に位置する美作農園。日中は日差しが暖かく、朝夕はピリッと冷えるいちご作りには最適の場所です。毎年変化する自然環境に合わせて、水や肥料をあげるタイミングや量を調整したり、土の配合を変えたりと、いちごの育ちやすい環境を試行錯誤しながら16年以上研究されています。